2016年07月28日
クセになる?
こんにちは!!
スタッフの鳥越です

皆さんは、捻挫をされたことはありますか?
スポーツをされている方は、一度はされたことがあるかもしれませんね

よく「捻挫はクセになる」と聞きますが、どういったことなのでしょうか?

まず、捻挫とは
「関節が不自然な外力により生理的な可動範囲を超えるような動きを強制された時に発生する外傷で
関節を構成する相互の骨と骨の間にズレのないもの」
のことをいいます。
本来持っている関節の可動域を無理に広げてしまうことで、関節周囲の筋や靭帯を損傷してしまい痛めるということです。
そんな捻挫にも
Ⅰ度 : 靭帯の微細な損傷や軽度の圧痛がある程度で、歩行も走行も可能なことが多い。
Ⅱ度 : 靭帯の部分断裂があり、圧痛・腫脹が強くみられる。歩行はわずかに可能だが走ることはできない。
Ⅲ度 : 靭帯の完全断裂で圧痛・腫脹・熱感・皮下出血が強く、自力で歩くことも困難。
という風に損傷の程度があり、Ⅱ度までは保存療法で治療をすることが多いのですが、
Ⅲ度までなると手術をして靭帯を縫合することもあります。
捻挫をした時には、程度に関わらず応急処置としてRICE処置を迅速に行うことが非常に重要です!!
※RICE処置※
Rest : 休息
Ice : 患部のアイシング
Compression : 患部の圧迫
Elevation : 患部の挙上

このRICE処置を行えたか行えなかったかでは予後が全く変わるといってもいいくらいとても大切なことなのです!!
RICE処置は基本として、その後の治療で損傷された靭帯や筋肉をしっかり修復し元々の伸縮できる可動域まで回復させることが
本当の意味の完治となるのですが、ほとんどの方が早く復帰したいという一心で痛みが引いた時点で
可動域がまだ完全に回復しきっていない状態のまま運動再開してしまうので、繰り返し捻挫をしてしまいやすくなってしまうのです


痛みが引いて多少は運動を再開しても、しっかり治療を続けていけばそうなる可能性は低くなると思います!!
運動とケアと連携をしっかりとって、ケガを恐れない身体づくりを一緒にしていきましょう!!
TEL 099-255-8211
鶴亀堂鍼灸整骨院
http://tsurukamedoo.com