2016年04月22日
外返し捻挫
こんにちは!!
スタッフの鳥越です

先日、サッカーの練習中に足関節捻挫をしたという患者様が来院されました。
足関節捻挫といえば、足首を内側に捻ってしまう「内返し捻挫」をされる方が多いのですが、
この患者様は、外側に捻ってしまう「外返し捻挫」をされていました。
内返し捻挫は足の裏が内側を向くような負荷がかかり、足首の外側にある前距腓靭帯という靭帯を損傷することが多く、
足首の捻挫といわれればほとんどの方がこの部位の捻挫をイメージされると思います。
反対に外返し捻挫は、足の裏が外側を向くような負荷がかかり、
内くるぶしの下にある三角靭帯という靭帯を損傷することが多いです。
腫れも、もちろん痛みも内側に強く出て、損傷度合いによっては内くるぶしが腫れで隠れてしまうほど腫れることもあります。

足の裏が外側を向くような動きは普段の生活ではなかなかないことだと思いますが、
スポーツ特にバスケのターンの瞬間や、サッカーでのボールを蹴る際のボールの勢い・重みで
足首が外側に持っていかれるような状況は多く、また、ボールを蹴る際の軸足も要注意です

例えば、右足でボールを蹴る瞬間は、左足を軸にして蹴ると思いますが、その時の左足首は・・・

外返しになっていることが多いのです

実際に、この患者様もボールをクリアしようとした際に、
ボールの勢いに足が持っていかれて痛めてしまったとのことでした

しかし、この患者様は以前から来院されていて、
応急処置の方法やケガをした時の対応などは普段からお話をしていたので
「すぐに氷の入ったバケツに足を入れていた」と、素晴らしい対応をしてくださっていたので
来院された時には、腫れはかなり抑えられていました


捻挫をした直後や腫れがある場合はむやみに刺激を与えると、
損傷した組織をさらに損傷させてしまう可能性があるので、あまり刺激は与えない方が良いです。
当院では、そんな時に大活躍する「O2クラフト」というオイルを使い施術をかけていきます。

このオイルは、酸素を分子レベルで含んでいて、経皮吸収を利用して損傷した組織の幹部へ直接酸素を届けることが出来るのです

酸素が届いた組織は、自己治癒能力を活性化させるので回復速度も早まり治癒期間もググッと短縮できるのです

この患者様にもO2クラフトを使用し、治療前後で足首の運動をしてもらったところ、
「動きもかなり良くなってるし、痛みもないわけではないがだいぶ引いてる!!」と喜ばれていました


急性のケガ(骨折・捻挫・ぎっくり腰など)は、「受傷直後の対応」と「むやみに刺激を与えないこと」がとても大切です。
当院にも急性のケガで来院される患者様が多くいらっしゃいますが、そこはしっかりとお伝えしています。
そうすると、今回のように直後の対応をしっかりと行えた状態で来院され、
そのうえで治療ができるので予後が全然違うものになってくるのです

当院の詳しい情報は、HP「鶴亀堂鍼灸整骨院」でご覧ください

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