2016年03月31日
寝方ひとつで。
こんにちは!!
スタッフの鳥越です

先日、「数日前から左肩に違和感があって、2~3日前から少し痛みがある」と訴えて来院された患者様がいらっしゃいました。

特に大きな可動域制限や熱感などはなかったのですが、肩から上腕部にかけて「なんかうずくような感じがする」とのことで、
肩関節周囲の検査をいくつかしてみたのですが、どれも陰性。
肩関節自体からきている痛み違和感ではないと思い、さらに身体を診ていくと、左側の肩甲骨が外転していて左肩が前方に入り込んでしまっていることに気づきました。
そこをふまえ、話を聞くと「いつも夜寝る前に左側を下にして携帯を見る」とのこと。
ご本人はほとんど毎日のように寝ながら携帯を見ているとおっしゃっていたので、夜寝るときのその行動に原因があるかも!!と思い、まずは肩甲骨の外転を緩める治療を施していきました。
片側を下にして横になると体重や重力で下になった側の肩が押しつぶされたような姿勢になりますよね?
そうすると、肩甲骨を外転させる前鋸筋や小胸筋、大胸筋が収縮した状態になります。その状態で長時間いると収縮したまま固まってしまい、筋緊張として残ってしまうのです。
筋緊張として残ってしまった前鋸筋などの筋は横になった時だけでなく立位姿勢の時でも肩甲骨を外転させたままになり、背側にある広背筋や僧帽筋を常に引っ張っているような状態になります。
すると、肩・首に痛みや違和感を感じるということにつながってくるのです


実際にこの患者様も背面筋の緊張も強く出ていてそこの緊張を取り除き、前面の前鋸筋・小胸筋・大胸筋の緩みを出し、さらに胸郭を広げてあげるよう施術をかけたところ・・・・・
「めっちゃいい感じになった~!!」と喜ばれて、帰る際に「なるべく寝ながら携帯見ないようにします(笑)」と笑って帰られました


基本的に、筋肉は骨と骨の間に付着します。
また、背面筋があれば前面筋があるように相反する拮抗筋という存在もあるのです。
その拮抗筋同士のバランス、骨の位置で身体は繊細にキツさを出したり軽くなったりします。
治療は痛みのある部分・キツイ部分だけを診るのではなくそこに関わる全体を通して診て治療をかけてあげることがとても大切なのです

「身体のキツさがなかなか取れない・・・」「痛めてしまった部分が良くならない・・・」とお困りの方はぜひ一度当院にご相談ください!!
TEL 099-255-8211
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