痛いところの見極め
こんにちは!!
スタッフの鳥越です
先日、「右足で片足立ちをすると膝付近に痛みが出る」と訴えて来院された学生アスリートの方がいらっしゃいました。
片足立ちをした時の痛みは、膝蓋骨(膝の皿)の上部に感じるとのことだったのですが、
座ってもらった状態で抵抗を加えての膝の伸展・屈曲時(膝の曲げ伸ばし)、立位での屈伸運動での痛みは特になく、
膝蓋骨上部を直接刺激しても圧痛はないとのこと
検査をしながら話を聞いていくと、「週末はサッカーの練習でずっと走りでした」と言っていたので、
もしや・・・と思い、膝外側を軽く刺激すると、「痛っ!!その痛みの感じに似てる!!」と顔をしかめていました
週末の走りメニューの練習、普段しているスポーツ(サッカー)、痛みのある部分から
「腸脛靭帯炎(別名:ランナーズニー)」
だと判断し、治療を進めていきました。
腸脛靭帯炎は、別名にもあるようによく走ることの多いランナーの方やサッカーやバスケ選手に多い疾患です。
痛みを抑えるためには、炎症の起きている部分を改善すればもちろん痛みは引くのですが、それだけでは
再発の可能性は高いままになってしまいます。
臀部筋の緊張、大腿外側筋の緊張、下腿外側の緊張などを取り除いていき
再発しないように治療をすることが非常に大切な疾患なのです
この患者様も臀部筋が非常に硬くなっていて、そこから股関節自体の柔軟性も低下していました。
まずは炎症が起きている患部には触れず、臀部筋から大腿外側の筋にアプローチをかけ緩めていったのですが、その状態でもう一度片足立ちをしてもらうと、
「最初より痛くないぞ・・・」と驚かれていました。
痛いところを触らなかったのに痛みが引いたら驚きますよね(笑)
その上で患部を含めた部位に、
O2クラフトという酸素を含んだ特殊なオイルを使用していき
緊張している筋、炎症の起きている部位に直接酸素を届けてあげると、「違和感はまだちょっとあるけど痛みはそんなに感じない」と二度目の驚きをいただきました(笑)
痛みがある部位は、さまざまな要素からの結果でしかないこともあります。
もちろん、患部自体が悪くなっていることもありますが、そういったところを見極めて治療を進めていくことが
早期回復にもつながりますし根っこからの治療になるのです
今月末は、インターハイ予選がある競技も多くあると思います。
最後の調整、まだまだ遅くありません!! 悔いのない大会にできるように身体のケアも怠らずにしていきましょう!!
当院の詳しい情報は、HP「
鶴亀堂鍼灸整骨院」でご覧ください!!
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5月27日(金曜)~6月3日(金曜)の
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